ご存知ですか?“母の日参り”

ゴールデンウィークは母の日参り

『母の日』は、母親へ日頃の感謝を表す日として世界中で親しまれていますが、実は20世紀初頭のアメリカで生まれたものだそうです。
母親想いのアンナ・ジャービスが、南北戦争で傷ついた両軍の兵士たちを救護・看護し続けた敬愛してやまない亡き母を偲ぶ日々の中で、世の母親に感謝を表す記念日づくりを思いたちました。彼女の構想に共感した周囲の人々の力もあり1908年5月10日、母が教鞭をとっていたウェストバージニア州グラフトンの教会で「母の日」を祝う会が催され、アンナは母が大好きだった白いカーネーションを祭壇に捧げました。

この時が公的な最初の『母の日』といわれています。その後、世界中に広がり
日本では昭和12年に森永製菓が告知したことで全国的に広がったとされています。

 

アメリカでは、母の日に子どもたちが墓前に集まり、色とりどりの花を手向けたり、食べ物を広げたりしてピクニック気分で過ごす家族もあるそうです。兄弟や孫たちと仲良く過ごしていることを報告すれば、天国のお母さんはきっと喜ばれるでしょう。日本には、お彼岸やお盆など、お墓参りの定番の日がありますが、これまで母の日にお参りをしてこなかったという人も、母の日は“お母さんに会う日”と思ってお参りをしてみませんか。
誰にとってもお母さんは心のふるさと。目を閉じて手を合わせれば、優しいお母さんの声が聞こえてくるはずです。