墓地が決まれば次はお墓です。
墓地同様、お墓にも様々な種類があります。デザインや機能性、はたまたお墓の掃除のしやすさまで、あなたがお墓に求めるものをしっかり整理し、理想のお墓を目指しましょう。
今もっとも選ばれている形は?
- 和型
- 洋型
- デザイン墓
- その他
伝統的な和型の墓石は安定した人気がありますが、近年では、洋墓やデザイン墓石も勢いを強めています。
お墓の平均予算はいくら?
- 100万円未満
- 100万〜200万円
- 200万円以上
近年墓石の平均予算は162万円という結果が出ています。300万えに嬢の墓石に関しては、約7%となっています。
お墓には、形だけでなく、様式や宗派、または地域によっても様々な特徴があります。
あなたが住んでいる地域や属している宗派のしきたりなどを考慮したうえで、お墓の様式を決めていきましょう。
個人墓
個人を祀るお墓。他人が入ることはありません。近年では自分の好きなものを模した形を生前に建てる方が増えています。
夫婦墓
夫婦を祀るお墓。子どもがいない・娘ばかりで跡取りがいないなど、お墓を継ぐ人がいない夫婦のためのお墓です。
家族墓
子孫へと受け継がれていく、もっともポピュラーな様式。納骨のたびに墓誌や墓碑に戒名などを記していきます。
両家墓
夫婦の家をひとつにまとめて祀るお墓。長男・長女同士の結婚、一人娘の結婚など、お墓を継ぐ人がいない家族のためにできたお墓です。
永代供養墓
お墓の後継者がいない方や、身寄りのない方を永代にわたって祀るお墓。お墓の所有権は「企業」や「団体」名義になり、その企業や団体がなくならない限り、永代にわたり管理・供養してくれる。別名「共同墓」または「集合墓」と呼ばれ、一般的に他人と一緒のお墓、あるいは同じ納骨堂(棚)に遺骨が安置されます。
地域と宗派はお墓に深く関わる重要な要素の一つです。各々のルーツに根付いたしきたりや決まりごと、あなたの思いをうまく組み合わせれば、世界にたったひとつの素敵なお墓ができあがるはずです。
日本は地域によって、お墓についての考え方が異なります。例えば東日本は黒い石、西日本は白い石をよく使う傾向があります。地域の特色をきっちり把握することは、お墓づくりのひとつのポイントと言えるでしょう。
日本には多くの宗派が存在し、宗派ごとにお墓のスタイルが違う場合もあります。地域性同様、あなたが属する宗派の特徴を知っておくことが、お墓づくりに役立っていくはずです。
本来お墓に決められたルールはありません、「あなたがどんなお墓を作りたいのか。」そこが大事なのです。地域や宗派のしきたりに則ってお墓も良し、固定概念にとらわれないお墓も良し。「誰のためにお墓を作るのか」この1点を忘れなければ、どんな形をしていても素晴らしいお墓と言えるでしょう。